角川まんが学習シリーズ最新刊「日本の文学 入門編」発売

 KADOKAWAは、角川まんが学習シリーズ「まんがで名作」の最新刊「日本の文学 入門編」を2022年11月16日に発売した。ページ数は160ページ。価格は968円(税込)。

教育・受験 中学生

 KADOKAWAは、角川まんが学習シリーズ「まんがで名作」の最新刊「日本の文学 入門編」を2022年11月16日に発売した。ページ数は160ページ。価格は968円(税込)。

 角川まんが学習シリーズ「まんがで名作」とは、数々の名著を子供の視点でわかりやすくえがいた漫画シリーズ。現代を舞台に身近な主人公が活躍するストーリーや、原書の雰囲気をそのままに追体験しながら理解を深められるストーリー等が特長。

 今回発売された角川まんが学習シリーズ「まんがで名作 日本の文学 入門編」では、小学生のうちに「知っておきたい」「読んでおきたい」日本が誇る12作品の名作文学を10ページ程度にまとめている。そのため、活字の本を読むことが苦手な子供でも、漫画のビジュアルとセットで読むことで作品のイメージがわきやすく、内容が記憶に残る1冊となっている。

 巻頭は夏目漱石の「坊っちゃん」。漫画ならではの躍動感あふれる描写で、主人公の気持ちの揺れ動きが子供にもしっかり伝わる内容。また、漫画の前には作品と文豪の情報ページがあるため、文豪の知られざる姿や人物像、意外な交友関係等、作品の背景までしっかり学ぶことができる。また、巻末には楽しく読めて文学に詳しくなる記事が充実しており、名作文学の知識を楽しく自然に身に付けることもできる。

 その他の収録作品は、太宰治「走れメロス」、芥川龍之介の「トロッコ」、樋口一葉の「たけくらべ」、伊藤左千夫の「野菊の墓」、有島武郎の「一房の葡萄」、谷崎潤一郎の「小さな王国」、小泉八雲の「耳なし芳一」、森鷗外の「山椒大夫」、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」、中島敦の「山月記」、壺井栄の「二十四の瞳」で全12作品。

 また、監修はスタディサプリ中学講座で国語を担当する今中陽子氏で、読むときのポイント等がわかりやすく解説されている。カバーイラストは「ハウルの動く城」や「借りぐらしのアリエッティ」の作画監督としても知られるフリーアニメーターの山下明彦氏が描き下ろした。文豪たちが温かく優しいタッチで描かれている。


角川まんが学習シリーズ まんがで名作 日本の文学 入門編
¥968
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
「伝える力」が伸びる! 12歳までに知っておきたい語彙力図鑑
¥1,760
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《いろは》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top