国立科学博物館、中高生向けサイエンスイベント12/11

 国立科学博物館は2022年12月11日、「サイエンスコミュニケータ養成実践講座」受講生によるサイエンスイベントを開催する。午前はおもに中学生を対象にヒトデ等の標本を観察。午後はおもに高校生を対象に植物標本を観察、持参した植物で標本の作製体験ができる。

教育イベント 中学生

 国立科学博物館は2022年12月11日、「サイエンスコミュニケータ養成実践講座」受講生によるサイエンスイベントを開催する。午前はおもに中学生を対象にヒトデ等の標本を観察。午後はおもに高校生を対象に植物標本を観察、持参した植物で標本の作製体験ができる。

 「サイエンスコミュニケータ養成実践講座」受講生である社会人・大学院生によるサイエンスイベント。受講生にとっては講座で学んだことを生かす舞台でもあり、国立科学博物館の研究者もゲストとして登場する予定。

 午前のイベントは「ヒトデのカラダ、どこを見る?―比べて発見!仲間たち」と題して、棘皮動物であるヒトデやその仲間の標本を観察・比較する。普段はケースの中に飾られている標本に触ることも可能だ。博物館での研究者の一端が体験できるという。ゲストは動物研究部長の藤田敏彦氏。参加費として50円が必要。

 午後のイベントは「カラフルな植物は脇役です!モノクロ植物が魅せる標本の世界」と題して、博物館所蔵の植物標本を観察する。また事前に乾燥させた植物を持参することで、標本の作製体験ができる。乾燥の方法は応募フォームで「採集した植物を新聞紙に挟み、重しを載せて数日放置する」と案内されている。持参が難しい場合は博物館側で用意するが、参加が抽選式になった場合は持参可能である人を優先する。ゲストは陸上植物研究グループ長の田中伸幸氏。参加費として300円が必要。

 申込みはそれぞれのイベントページにあるリンクから、応募フォームを開いて入力する。いずれも定員は12名で、定員を超えた場合はメインの対象者(午前は中学生、午後は高校生・高専生)を優先したうえで抽選となっている。応募締切は11月25日。参加の決定は11月27日までにメールで届くため、受信設定に注意してほしい。

◆サイエンスイベント「ヒトデのカラダ、どこを見る?―比べて発見!仲間たち」
日時:2022年12月11日(日)10:30~12:00(受付開始10:15)
会場:国立科学博物館 日本館4階 大会議室
対象:中学生 ※小学5・6年生も応募可
定員:12名(定員を超えた場合は抽選)
参加費:50円
申込方法:国立科学博物館サイト内、応募フォームより送信
申込締切:2022年11月25日(金)17:00

◆サイエンスイベント「カラフルな植物は脇役です!モノクロ植物が魅せる標本の世界」
日時:2022年12月11日(日)13:30~15:00
会場:国立科学博物館 日本館4階 大会議室
対象:高校生(高専生1~3年) ※中学生も応募可
定員:12名(定員を超えた場合は抽選)
参加費:300円
申込方法:国立科学博物館サイト内、応募フォームより送信
申込締切:2022年11月25日(金)17:00


《銀谷えり》

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