東京薬科大学と神奈川学園中学・高等学校は、高大接続教育の観点から連携強化を図ることを目的に、2022年12月1日に高大連携協定を締結した。
神奈川学園中学・高等学校は、「自立した女性の育成」を教育理念に掲げ、「ひとりひとりの個性と人格を尊重し、自立を育む6年間の教育を提供することで、個々の心の成長と能力の伸長とを実現すること」を方針に掲げている。理数教育に力を入れ、理系への進学を考える生徒も多く在籍する中、東京薬科大学が薬学・生命科学という学問分野で積極的に支援することで、医療・薬学・生命科学に携わりたいと願う生徒の個性と知識を伸ばし、将来の夢や進路希望を実現させるための強固な協力体制を構築していくことを目的とする。
具体的な計画は、大学で実施される講義・実習・各種講座への高校生の参加、教育実習等への支援、双方で実施される授業等への講師派遣、高大接続教育への支援、課外授業等における交流活動の実施、FD活動等における交流活動の実施等。
今後の連携活動としては、学校訪問（出前授業）プログラムや実習体験プログラムへの講師派遣を検討。神奈川学園で実施されている総合プログラム「Kanagawaプロジェクト」と「探究」に対する積極的な支援や、大学講義等への高校生の参加をはじめとする総合的な連携を通じて、医療・薬学・生命科学への興味関心を醸成し、生徒ひとりひとりの個性の尊重と夢の実現を応援する。
