本田圭佑、学生に投資するファンド「KSK Mafia」創設

 本田圭佑(KSK)は、2022年のサッカーW杯閉幕と同時に、学生ファンド「KSK Mafia」の創設を発表し、世界中から学生メンバーの募集を開始した。第1期生の応募締切は2023年1月11日。

教育・受験 大学生
本田圭佑、学生に投資するファンド「KSK Mafia」を創設
  • 本田圭佑、学生に投資するファンド「KSK Mafia」を創設
  • 本田圭佑

 本田圭佑(KSK)は、2022年のサッカーW杯閉幕と同時に、学生ファンド「KSK Mafia」の創設を発表し、世界中から学生メンバーの募集を開始した。第1期生の応募締切は2023年1月11日。

 KSK Mafiaは、世界中から選ばれた学生投資家と共に、世界最高峰の学生起業家に出資する投資ファンド。米国ではマーク・ザッカーバーグ氏やイーロン・マスク氏、日本では孫正義氏や堀江貴文氏等、これまでに数々の若き実業家が証明したように、「学生こそ世界を変える」と本田は信じる。

 KSK Mafiaは、アジア中の世界最高峰の学生に投資する。起業前あるいは起業直後の秀でた学生に対して、エンジェル投資として250万から500万円ほどの資金を提供した上で、コミュニティへの参加権を付与する。また、投資家としてKSK Mafiaに選ばれた学生は、投資チームの一員として、世界最高峰の学生起業家を探し、事業の成長を支援し、投資先がイグジットした際にはリターンの10%を受け取ることができる。

 また、KSK Mafiaは、投資ファンドであると同時に、世界中から世界最高峰の学生が集まるコミュニティとなる。投資家として、起業家として、一緒に世界を変えたい学生の応募を受け付ける。メンバーは常時募集するが、第1期生の応募締切は2023年1月11日。

 選考への応募時点で、アジアの一流大学・大学院の学生あるいは卒業・退学から3年以内、かつ応募資格を満たしている者について応募が可能。応募資格のある者のうち、選考委員会による選考を通過した者が、KSK Mafiaの一員となる。応募は特設サイトから受け付ける。

 本田圭佑は、日本を代表するサッカー選手であり、投資家。本田は、サッカー日本代表時代に日本人初となるW杯3大会連続ゴールを決め、アジア人のW杯最多得点者となり、アジア人初となるW杯3大会連続アシストを達成。ルディ・フェラー氏、デビッド・ベッカム氏らに続き、W杯3大会連続となる得点とアシストの両方を記録した史上6人目の選手となった。

 2016年、本田はイタリアの名門「ACミラン」に10番として所属する中で、社会課題を解決する目的のもと、自身の資産を運用する投資ファンド「KSK Angel Fund」を設立し、スタートアップへの投資を開始。2年後の2018年には、世界的俳優のウィル・スミス氏と共同でVCファンド「Dreamers Fund」を設立し、米国のスタートアップへの投資を開始。現在までに本田は、両ファンドあわせて260社以上の国内外のスタートアップに投資しており、既に複数の企業がIPO、M&A、ユニコーンに至っている。

《中川和佳》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top