【中学受験2023】人気校・ねらい目校は? 過去問出庫率ランキング<直前まとめ>

 声の教育社より発売中の学校別過去問題集の出庫状況から、注目校、ねらい目校を探る過去問出庫ランキングを紹介。2022年12月15日時点で前年比178.4%、1位となったのは日本学園。2位は前年比139.6%の三田国際学園という結果となった。

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 中学受験に向けた準備もいよいよ大詰め。わが子に合う学校を選び、期日までに願書を提出することは、保護者にとって緊張をともなう最大ミッションのひとつだろう。

 人気校・難関校の中学入試過去問題集を取り扱う出版社として、知名度も信頼度も高い声の教育社より発売中の過去問題集出庫状況から、注目校・ねらい目校を探る。

過去問出庫率前年比較(直前まとめ)


 出庫率(前年比)を見ていくと、12月15日時点で前年比178.4%、1位となったのは日本学園。2位は前年比139.6%の三田国際学園という結果となった。全体的には11月の出庫状況からランキングに大きな変化はないものの、11月調査時より上昇している学校が多く見られ、人気校はさらに人気が高まっているようすがうかがえる。上位10校は以下のとおり。

過去問出庫率前年比較<直前まとめ>TOP10
数字の見方例:校名 前年比%(カッコ内は11月調査時の順位・%)

1位 日本学園 178.4%(1位 178.4%)
2位 三田国際学園 139.6%(2位 137.1%)
3位 サレジアン国際学園世田谷 137.0%(3位 129.9%)
4位 大宮国際・川口市立 125.7%(4位 127.2%)
5位 実践女子学園 123.3%(6位 122.9%)
6位 カリタス女子 121.0%(9位 117.8%)
7位 芝浦工業大 119.3%(5位 125.0%)
8位 女子美術大 118.3%(76位 103.6%)
9位 かえつ有明 117.9%(21位 111.8%)
9位 湘南白百合学園 117.9%(7位 118.9%)

 YouTube「声教チャンネル」に自ら出演し、各種学校説明会等の講演や相談員としても引っ張りだこの声の教育社 三谷氏と後藤氏は「全部解けなくても良いから、今までやってきたことを解答用紙に置いてくる気持ちでやれば大丈夫! 自分を信じて健康第一で最後まで走り抜けてほしいです」と受験生にエールを送っている。12月の出庫率上位1~17位までのランキング、出庫率下位でねらい目と考えられる学校のランキング、この1か月で出庫率が急上昇した学校、各学校の注目の理由や詳しい解説は、YouTube動画で視聴できる。 

【中学受験】今年はどうなる?過去問出庫率前年比較(直前まとめ)過去問が売れてる人気校、そして狙い目校はどこ?※2022年12月時点

 6年間の学びからこの先の人生の土台を築いてほしいと願う保護者と、10代の貴重な6年間を共に学ぶ友や師と出会い、過ごす子供たち本人にとって大きな岐路となる学校選び。ぜひ過去問の売れ行きや、気になる学校の出題傾向も参考にしていただきたい。

女子校編はこちら
男子校編はこちら
共学校編・前編(11~20位)はこちら
共学校編・中編(トップ10)はこちら
共学校編・後編(出庫率下位)はこちら
中学過去問出庫数上位校ランキングTOP20<総合>(2022年11月時点)はこちら

◆声の教育社 三谷氏 プロフィール
 学生時代から塾講師を始め、教室長・受験対策部長として約20年の指導を経験したのち、2000年に声の教育社へ入社。以来、学校担当として年間のべ100校以上の中高を訪問し続けている。中学受験業界の著名人が講師を務めることで知られる「首都圏模試センター保護者会」をはじめ、「東京私学経営者協議会」「神奈川私立中学広報会議」「安田教育研究所主催セミナー」等、多くの講演活動も行っており、「よみうり進学メディア」「塾ジャーナル」他での執筆も多数。私学や塾のオモテだけでなくウラ情報にも精通しているが、家にテレビが無いためやや世情には疎い。

◆声の教育社 後藤氏 プロフィール
 塾講師を10年経験したのち、声の教育社へ編集者として入社。現在は渉外業務を中心に、講演会や動画授業の講師も務める。編集部時代は毎年250校、500回以上の入試問題をひたすら解き、解説を編集するという日々を10年以上過ごす。保護者として息子の中学受験も経験。三度の飯より過去問が好き。










《編集部》

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