Gakkenは、2023年1月13日に「算数障害スクリーニング検査 ―適切な学習指導は正確なアセスメントからー」を発売した。簡単な計算でいつまでも指を使う等、算数につまずく理由を探ることができる。電子版あり。B5版、160ページ。定価は2,750円（税込）。
算数が苦手…と、ひと口にいっても、そのようすは子供によってさまざま。「いつまでも指を使って計算している」「足すと10になる組合わせに迷う」「繰上がり、繰下がりの計算ができない」「ありえない数や単位の答えになっても気付かない」「文章題で何算を使えば良いのかわからない」「筆算の手続きに混乱する」「大きな数の計算で位取りを間違う」「どうしても九九が覚えられない」「わり算の商が立てられない」等、算数のつまずきにはいろいろある。
その背景は子供によって異なり、それにあわせて学習を支えなければ、効果を見込むことはできない。そんなときに役立つのが、「算数障害スクリーニング検査」によるアセスメント。これにより、どこにつまずいているのかを探り、つまずきを把握することができる。
算数障害スクリーニング検査は、小学校の授業中に小テストとして、また就学前相談でも、すぐに実施可能。つまずきの可能性や苦手さの背景を知ることで、学習支援を行いやすくする。
「算数障害スクリーニング検査 ―適切な学習指導は正確なアセスメントからー」は定価2,750円（税込）。B5版、160ページで、検査の進め方等が80ページ、冊子（検査用紙・記録用紙等）が80ページの計160ページとなっている。
◆算数障害スクリーニング検査 ―適切な学習指導は正確なアセスメントからー
著者：熊谷恵子・山本ゆう
定価：2,750円（税込）
判型：B5／160ページ
※本冊（検査の進め方等）80ページ＋冊子（検査用紙・記録用紙等）80ページ
