【中学受験2023】学習塾が勧める「合格実績が伸びている中高一貫校」ランキング

 大学通信は2023年1月6日、「学習塾が勧める中高一貫校ランキング2022」を更新。「最近、合格実績が伸びていると思われる中高一貫校」は、3位に本郷、4位に東京都市大等々力と東京都市大付、6位に洗足学園がランクインした。

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学習塾が勧める中高一貫校ランキング2022「最近、合格実績が伸びていると思われる中高一貫校」1~15位
  • 学習塾が勧める中高一貫校ランキング2022「最近、合格実績が伸びていると思われる中高一貫校」1~15位
  • 学習塾が勧める中高一貫校ランキング2022「最近、合格実績が伸びていると思われる中高一貫校」16~23位

 大学通信は2023年1月6日、「学習塾が勧める中高一貫校ランキング2022」を更新。「最近、合格実績が伸びていると思われる中高一貫校」は、3位に本郷、4位に東京都市大等々力と東京都市大付が並び、6位に洗足学園がランクインした。1位・2位は大学通信のWebサイトより確認できる。

 ランキングは、大学通信が首都圏の学習塾にアンケートを実施し、266の学習塾の塾長、教室長から回答を得た中から独自に作成したもの。項目別に学校を5校連記で記入してもらい、最初の一貫校を5ポイント、次を4ポイント…として集計。コロナ禍で学校の情報収集が思うようにできない状況が続く中、エキスパートの意見を役立ててもらうことを目的に、気になる項目別のランキングを発表している。

 3位の本郷は、2022年に創立100周年を迎えた伝統ある男子校。2021年度から完全中高一貫校となり、無理・無駄を省いた効率的な学習とゆとりある学園生活を送れるカリキュラムを用意している。中学では学力均等クラスによる授業で2年終了までに英語・数学・国語の中学課程を完了。高校では、数学・理科・英語等で習熟度別同時限授業や少人数授業を導入しきめ細かな指導を行う。2022年春の東京大学の合格者数は13人と、10年前の7人から躍進。難関16私立大(※)の合格者数は693人。近年は国公立上位校や私立難関校への志向が一層強まり、医歯薬系の進学希望者も増えているという。

 女子校でもっとも順位が高かったのは6位の洗足学園。創立から90年以上にわたり、深い教養、高い知性、優れた社会性、高い品格を備えた女性を育成してきた。25年以上も前からグローバル化を見据え、英語教育に注力してきたことも特徴。基礎学力だけでなくヒアリングや英会話等、実践的な英語力を育成し、帰国生の積極的な受け入れや多様な海外研修プログラム等、生徒たちの豊かな国際感覚を養っている。2022年春は、前年合格者がいなかった東大に20人が合格。早稲田大108人、慶應義塾大112人、上智大65人、東京理科大55人、MARCHの合計は388人と、難関私立大の合格者も年々伸ばしている。

 大学通信のWebサイトではこの他、ランキング1位・2位の学校についても同様にランキング結果に結びついた分析を含め紹介している。

※難関16私立大:早稲田、慶應義塾、上智、東京理科、MARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)、関関同立(関西、関西学院、同志社、立命館)、近畿、南山、西南学院

「最近、合格実績が伸びている中高一貫校」1位は?

その他の「学習塾が勧める中高一貫校ランキング2022」結果

入学時の偏差値に比べ、大学合格実績が高い中高一貫校
生徒や保護者の満足度が高い中高一貫校
面倒見が良い中高一貫校
・図書館が充実している中高一貫校
・ICT教育に力を入れている中高一貫校
理数教育に力を入れている中高一貫校
施設、設備が充実している中高一貫校
グローバル教育に力を入れている中高一貫校
最近、合格実績が伸びていると思われる中高一貫校

《畑山望》

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