保育士の就職者が多い大学ランキング2022

 大学通信は2023年1月31日、「保育士の就職者が多い大学ランキング」を発表した。5位は名古屋女子大(愛知)、4位は白梅学園大(東京)、3位は聖徳大(千葉)。2位と1位は大学通信のWebサイトより確認できる。

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 大学通信は2023年1月31日、「保育士の就職者が多い大学ランキング」を発表した。5位は名古屋女子大(愛知)、4位は白梅学園大(東京)、3位は聖徳大(千葉)。2位と1位は大学通信のWebサイトより確認できる。

 このランキングは、大学通信が全国743大学(医科・歯科の単科大等を除く)に2022年春の就職状況を調査し、558大学から得た回答をもとに作成したもの。就職者数には臨任・非常勤を含む。

 ランキング4位は101人の白梅学園大学。リベラルアーツ教育と子ども学に関わる専門教育を2つの柱に、子供の育ちや子供を取り巻く文化・社会状況に対応できる高い専門性を身に付ける教育を展開している。「往還型教育」では、講義の内容を生かす少人数によるゼミ・演習形式での参加型学習を通して理論を身に付け、そのうえで現場での実習や地域連携活動、地域ボランティア等で学んだことを実践する。さらにこれらの活動で見出した課題を講義や演習で確認し、再び現場で実践することで学びを深める。なお、2024年4月には、子ども学部がこれまでの3学科体制から4学科体制となる予定。

 3位は137人の聖徳大学。「保育の聖徳」と呼ばれ、2022年4月には教育学部児童学科を開設している。「幼稚園教員養成」「保育士養成」「児童心理」「児童文化」の4コースを擁し、伝統に基づく独自のカリキュラムと少人数教育を通じて、幼児教育や保育に関する専門的な知識と実践方法を修得。乳幼児の心身の成長発達を学び、子供への援助技術を身に付ける。就職支援にも力を入れ、1年次から始まる「聖徳夢プロジェクト」では、ライフイベントも考慮したキャリアデザイン力を磨く。さらに「夢実現プロジェクト」では、応募書類の書き方から内定者との懇談会まで、少人数制の丁寧な指導で社会人基礎力を高めていく。

 大学通信のWebサイトではこの他、上記の学校の大学の教育の特徴や、ランキング1、2位の学校についてランキング結果に結びついた分析を含め紹介している。

2022年保育士就職者数ランキング

※訂正:発表元から訂正がありましたので、記事を修正しました。正しくは、聖徳大学「教育学部児童学科」です。(2023年3月1日)

《中川和佳》

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