幼い頃はそこまで勉強してこなかったという伊沢。「小学校3年生の時に目覚めた」と切り出すと、「うちの親が厳しくて、ゲームボーイとかを買ってもらえなかった。みんながやっているようなゲームができなかったので、友達の輪に入っていけなかった。めっちゃ悔しかった」と振り返った。
ある時、親がもらってきた模試のチラシに「成績が上位になるとゲームソフトがもらえる」と書かれていたという。伊沢は「悪知恵だけはあったので…」と笑いながら、「そのゲームソフトは学習用のゲームだったんですけど、(それが手に入れば)本体(のゲームボーイ)も買ってもらえるだろうと。本体をゲットすれば通信対戦でも何でもあるから、そこから俺のゲームライフが始まる」と希望を抱いた。
「1年ちょっと頑張って、ゲームソフトを手にしたころには勉強ができるようになった」と、ゲーム目当てだった勉強が自然に身についていたと告白。
オススメ勉強法として彼は「反復をどうやるか」が大事と強調。「ドリルや英単語帳をやるにしても10ページぐらいをずっと繰り返す。そこが完璧になるまで、ずっとそのゾーンをやる」と述べ、「中途半端な状態で次に行ってしまうと、次に出会ったときには完全に忘れている。完璧だと思ったら次に進む」と説明していた。