【大学受験2025】鈴鹿大短期大学部、学生募集を停止

 学校法人享栄学園は2023年12月1日、鈴鹿大学短期大学部の2025年度以降の学生募集を停止すると発表した。在学生と2024年度入学生への教育、進路支援などはこれまで同様に対応。卒業後の証明書発行などの手続き、同窓会の活動については、支障のない支援体制を整えるとしている。

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  • 鈴鹿大学短期大学部の学生募集停止について

 学校法人享栄学園は2023年12月1日、鈴鹿大学短期大学部の2025年度以降の学生募集を停止すると発表した。在学生と2024年度入学生への教育、進路支援などはこれまで同様に対応。卒業後の証明書発行などの手続き、同窓会の活動については、支障のない支援体制を整えるとしている。

 鈴鹿大学短期大学部は、建学の精神である「誠実で信頼される人に」に基づき、「あてになる人物になろう」「働くことの喜びを知ろう」「全力をふるって事にあたる体験をもとう」「感謝の気持ちと畏敬の念をもとう」「正しく日本を愛し、国際的な視野を広げる人になろう」を目標として、1966年4月に鈴鹿短期大学として開学。以来57年、高等教育機関として豊かな教養と専門的知識・技能をもった人材の養成と、地域社会の文化と産業の発展に寄与する多くの優秀な人材を輩出してきたという。

 だが、開校当時と比べ、現代社会は高度な専門性が要求され、2年制の短期大学よりも4年制の大学へと高学歴化が社会的に求められている。今後のあり方について、享栄学園内で地域における現代的な人材育成のあり方について議論、検討を重ねた結果、11月22日開催の理事会において、2025年度以降の学生募集停止を決定した。

 2024年度入学生を含むすべての在学生に対する教育、進路支援などは、これまでと同様に対応。卒業後の証明書発行などの手続き、鈴友会(同窓会)の活動については、支障のない支援体制を整えるとしている。

 今後、享栄学園は国際地域学部とこども教育学部の2学部を設置する鈴鹿大学を中心に、社会の多様な教育ニーズに対応するべく教育改革を進め、さらなる教育・教育研究の充実を図っていくという。

《いろは》

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