A.verは2024年6月28日、「親のサポートに関する受験生のホンネ調査」の結果を発表した。受験生が受験期に親からかけられて嫌だった言葉は「勉強を催促する言葉」などで、過半数が「過度なプレッシャーを感じる」と回答している。
A.verは、学習塾「武田塾」を全国に展開している。「親のサポートに関する受験生の本音調査」は、2024年5月8日から15日にかけて、第一志望に合格した国公立・私立大学生を対象にインターネットで実施した。有効回答数は173名。
大学受験中の親の協力・サポートについて、84.4%が「十分にあった（非常にそう思う＋ややそう思う）」と回答。受験中に親から受けて嬉しかったサポートの1位は「心理的なサポート・励まし」58.9%となった。ついで「食事の準備や栄養管理」46.6%、「勉強中の食費・参考書代など金銭的な援助」46.6%と続く。
一方で、「過度な期待やプレッシャー」24.0％、「勉強方法・進路の強要」19.2％、「成績や努力に対する否定的な評価」15.8%などが、嫌だったサポートとしてあがっている。
大学受験中に親から言われて嬉しかった言葉は、「結果に関わらず、努力を褒める言葉」38.7％、「受験中の健康を気遣う言葉」32.9％、「自信を持たせる励ましの言葉」26.0%などが上位となった。
逆に、「勉強を催促する言葉」22.0％や「過度な期待を仄めかす言葉」19.1％、「他の受験生と比較する言葉」15.6%などが嫌だったと回答している。嫌だった理由は、「過度なプレッシャーを感じるため」55.2%、「勉強を強要されるとストレスを感じるため」36.8%、「受験に対する不安を煽られるように感じるため」24.1%などが上位を占めた。
