三菱鉛筆は、芯が回転してとがり、文字を綺麗に書くことができるシャープペン「クルトガ」に、グリップ部分をギザギザ形状に加工した「ローレットモデル」と、2009年春に発売した「ハイグレードモデル」に新色ピンクを追加し、11月22日に全国で発売する。 クルトガとは、シャープの芯先に着目し、同社が新たに開発した機構。機構内部が3つのギアに分かれており、芯に連結された中ギアが、文字を書くときの筆圧を利用して、上下に運動する。上下のギアと斜めに噛み合うことで、一画書く度に中ギアと芯が少しずつ回転する。一画で9度回転し、40画で1周する。 同社によると、芯が回ってとがり続けるシャープペン、クルトガは、常に細く、きれいに書くことができるのが特徴。芯先が紙面に引っかかりにくく、安定して書くことができる。芯の粉が出ず、紙面を汚さないなど、学生中心に好評で、発売より2年半経った現在、累計1千万本以上売り上げたヒット商品となっているという。 クルトガローレットモデルは、持ちやすく、高級感のあるデザインで、ローレット加工を施したアルミグリップ。ギザギザの形状でにぎりやすい感触を実現している。安定した筆記感を実現するために、軸バランスが低重心(ペン先部の方が重いこと)となるよう設計をしている。 2009年3月に発売したクルトガハイグレードモデルには、今回、女性向けの「ピンク」を新たに追加した。◆クルトガローレットモデル品名:M5-10171P芯径:0.5mm本体軸色:シルバー、ガンメタリック価格:1,050円◆クルトガハイグレードモデル品名:M5-10121P芯径:0.5mm本体軸色:ピンク価格:1,050円 既存商品には0.5mm(ブルー・ホワイト・ブラック)と0.3mm(ブルー)がある。