今年も残すところあとわずか。年末年始の計画はもうお決まりだろうか？ 旅行や帰省をせず、都心でゆっくりお正月を過ごしたいという方も少なくはないはず。そこで今回は、そんなご家族にオススメの、東京近郊の博物館・美術館のお正月イベント情報をまとめてご紹介する。 東京上野の国立科学博物館では、1月2日〜7日まで「2011新春 サイエンススクエア」を開催する。展示室を巡って干支にちなんだ動物たちを探す「ニューイヤー・ミュージアムラリー2011」のほか、万華鏡や竹の箸、アンモナイトのバッヂなどさまざまなもの作りに挑戦するワークショップを予定している。参加費は同館の入館料（一般・大学生：600円）と、それぞれの材料費（50円〜600円）のみ。同館で開催中の特別展「空と宇宙展 ―飛べ！100年の夢―」も、あわせて楽しみたい。 両国の江戸東京博物館では、2日から「えどはくでお正月2011！」を開催。1月2日と3日は常設展示室の観覧料が無料になり、絵はがきのプレゼントも行われる。同館5階中村座の「えどはく寄席」はお正月の特別演目を上演、5日と6日は「ニューイヤーコンサート in 江戸博―開化と旧弊・文明開化の出会い―」を開催予定だ。 恵比寿の東京都写真美術館では「写美のお正月 2011」を開催。2日は入場無料（3日は2割引）となるほか、クイズやライブイベント、ミュージアムグッズの福袋などのイベントが予定されている。 横浜の日本郵船氷川丸では、2日の13時から「新春 氷川丸船上もちつき大会」を開催予定。入館者につきたてのもちがふるまわれるという。氷川丸では生誕80周年記念イベント「氷川丸船内スタンプラリー」も開催中だ。 特定非営利活動法人・美術ファンクラブが実施するプロジェクト「美術館へ行こう〜A Day in the Museum〜」により、1月2日は千代田区の東京国立近代美術館と、箱根のポーラ美術館では、の入館料が無料になる。新春に家族で美術の楽しさを満喫しに出かけてみてはいかがだろうか。
