公立小中高校向け定額校務ITサービス「School Engine」

 システムディは1月14日、公立小中高校向け統合校務支援サービス「School Engine(スクール・エンジン)」の開発・販売部門を独立させ新事業部を設置したと発表した。

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 システムディは1月14日、公立小中高校向け統合校務支援サービス「School Engine(スクール・エンジン)」の開発・販売部門を独立させ新事業部を設置したと発表した。同製品は今後、公教育ソリューション事業部の取り扱いとなる。

 同社は京都市に本社を置くソフトウェア開発会社。1985年より学園向け情報トータルシステム「キャンパスプラン」の開発・販売を開始し、800校余りの学校に導入されているという。その実績をもとに構築した公立小中高校向け統合校務支援サービスSchool Engineを、2010年4月よりASP・SaaS型で提供している。

 School Engineは、自治体のセンターサーバに接続できるパソコン環境があればすぐに導入でき、自治体の統一システムとして、特別支援学校を含む地域内の全学校から共同利用できるのが特徴。すべての学校での処理を統合することで、均一・均質な校務支援サービスが提供できるという。

 同製品は、生徒の出欠や成績などの管理を行う校務支援サービス「te@chernavi(ティーチャーナビ)」、保護者への連絡を容易にするメール連絡網「じんじん」、教育委員会や学校間での情報共有も実現する学校グループウェア「Milim(ミライム)」の3つのサービスで構成される。

 初期導入費用は1校あたりの料金で、校務支援が300,000円、メール連絡網と学校グループウェアがそれぞれ40,000円。サービス利用料は1校あたりの月額料金となり、校務支援は小学校および中学校が20,000円、高校が40,000円。メール連絡網と学校グループウェアがそれぞれ10,000円となっている。
《田崎 恭子》

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