茨城県立図書館では、今回の地震により被害を受けた県内の図書館、公民館、大学図書館などの状況をとりまとめて同館のホームページに公開している。 「2011年3月11日発生の大地震における県内図書館等被害状況」(3月18日16時現在)と題した資料には、県内の55の公共図書館について、地震発生翌日の3月12日から15日にかけ電話等で確認した被害状況と開・閉館等の状況がまとめられている。 また、公民館、大学図書館などの20施設については3月16日に電話やメールで調査した状況についてまとめている。 資料によれば、本の落下や散乱といったものから蔵書等に関するものから、ガラス窓が割れたり天井が落下するなどの建物の被害までさまざま。一部では電気・水道の断絶で復旧の見込みが立たないところもある。 一方、比較的被害が軽微であった施設では、すでに通常開館を行っているところもあるという。 なお茨城県立図書館では、復旧作業を行うため当分の間は休館するとしている。