神奈川県川崎市の東扇島火力1号機が24日午前、立ち上がった。同日14時には計画出力の100万kWに達する見込み。供給力は予定の3850万kWになる。ただ、電力消費も上含み。需要想定は100万kW上積み修正され、一部計画停電実施が決まった。朝方の冷え込みは昨日より強く、午前中のピーク時(朝9時15分)は、昨日との比較で50万kW増えて3750万kWとなった。すでに昨日発表した需要想定に達した。そのため東扇島火力1号機のの増強分を計算に入れても、電力消費に対して供給力がぎりぎりの状態となるため、夕方のピーク時(18~19時)にあわせて、計画停電を実施することになった。計画停電は18時20分から21時までの3時間。第1グルールの約250万世帯が対象となる。千葉、栃木、埼玉、群馬、神奈川、静岡の6県のそれぞれ一部。そのほかの時間帯の停電は実施しない。