震災後、「万一のときの連絡方法」決めたのはわずか8%

 アイシェアは25日、「非常事態への備えに関する意識調査」の結果を発表した。各家庭(被災地域を除く)に対して、今回の地震以前の対策、現在の対策についてアンケートしたもので、有効回答者数は男女合計1,733名(男性72.6% 女性27.4%)。

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2011年3月11日以降に、災害用伝言ダイアルへの録音やTwitterの利用など、家族間で“万一のときの連絡方法”を決めましたか? 2011年3月11日以降に、災害用伝言ダイアルへの録音やTwitterの利用など、家族間で“万一のときの連絡方法”を決めましたか?
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 アイシェアは25日、「非常事態への備えに関する意識調査」の結果を発表した。各家庭(被災地域を除く)に対して、今回の地震以前の対策、現在の対策についてアンケートしたもので、有効回答者数は男女合計1,733名(男性72.6% 女性27.4%)。調査期間は3月23日~24日。

 3月10日以前(地震発生以前)に、防災グッズや非常食などの“万一の備え”を「していた」とした人は全体の9.3%で、全体として90.7%は「未対策」であったことが明らかになった。さらに、これら未対策者に3月11日以降(地震発生以降)に備えをしたか尋ねたところ、「した」と答えたのは14.3%。46.7%が「していないが今後する予定」としており、39.0%は「していないし今後もする予定はない」と答えた。ここでも女性の割合の方が高く20.8%が地震後に対策「した」としている。

 また3月10日以前に、災害用伝言ダイアルへの録音やTwitterの利用など“万一のときの連絡方法”を「決めていた」としたのは、わずか7.4%。“こちらも未対策者が大多数であったことが分かった。続けて、3月11日以降に家族間で“万一のときの連絡方法”を決めたかどうかを尋ねたところ、「決めた」としたのはわずか8.1%。「決めていないが今後決める予定」は47.6%、44.3%が「決めていないし今後も決める予定はない」という結果になった。

【地震】今回の地震後に、家族と「万一のときの連絡方法」決めたのはたった8%

《冨岡晶@RBB TODAY》

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