東京電力は25日、今年の夏の需給見通しについて発表した。 現時点では夏の供給力は4,650万kW程度となるものと見込んでいる。これに対して需要は5,500万kWと見込んでおり、供給力は大幅に下回るものと予想。なお、4,650万kWには、震災の停止から復旧の鹿島火力1~6号機と常陸那珂火力1号機、長期計画停止火力の運転再開の横須賀火力などによる供給力が含まれている。 同社ではさらなる追加対策について検討するとしているが、節電の必要性はますます強まりそうだ。