インフルエンザによる冬脱水に要注意、経口補水液による正しい水分補給を

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脱水の悪循環
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 「教えて!「かくれ脱水」委員会」は、インフルエンザ急増に伴う「冬脱水」への注意と、正しい対策を呼びかけている。空気の乾燥などによって気付かぬうちに体液が不足する「冬脱水」は、インフルエンザの発熱などにより危険性が高まるという。

 同委員会は、2012年6月に医療や福祉の専門家が集結し発足。深刻な脱水状態の一歩手前を「かくれ脱水」と名づけ、脱水状態および「かくれ脱水」に対する正しい知識と予防法・対処法を広く伝える活動を行っている。

 今年も全国でインフルエンザ患者が急増中。空気の乾燥などによって気付かぬうちに体液が不足する「冬脱水」は、インフルエンザの発熱による大量の発汗、下痢や嘔吐によって、その危険性は高まるという。こまめな水分と電解質(塩分)の補給が大切だが、正しい補給を行わないと、カラダにかえって悪影響を与えることもあるようだ。

 脱水状態が、水だけでなく、電解質などを含む体液の消失によって起こる以上、その対策として水だけを摂取することは不充分。水だけを摂取することによって体液中の電解質濃度が薄まってしまうからだという。同委員会によると、冬に体調を崩し、37度以上の発熱を伴う(子どもは38度以上)、何度も下痢をする、何度も嘔吐をするといった症状が見られる場合は、水分と電解質を適度に含む経口補水液を早めに摂取することがよいという。

 強い吐き気をもよおし、経口補水液を飲むのが困難なときもあるが、最初は少量から試し、根気よく、頻繁に補充する。寒い季節、カラダを冷やしたくないときは、経口補水液を常温、もしくは湯気が出ない程度まで温めて飲むのもひとつの方法。インフルエンザのかかり始めから、水分と電解質をしっかりと摂ることが大切だという。
《水野こずえ》

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