国立感染症研究所が1月25日に更新した「インフルエンザ流行レベルマップ」によると、2013年第3週(1月14日~1月20日)の定点当たりの報告数は22.58(患者報告数111,475)となり、前週の報告数(定点当たり報告数12.07)を大きく上回る結果となった。 また、全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数の推計は約140万人にのぼり、前週の80万人を上回るとともに、今季初めて100万人を超えた。内訳は、5~9歳約20万人(14.3%)、30代約19万人(13.6%)、0~4歳、10~14歳、20代、40代がそれぞれ約16万人(11.4%)となっている。 また、都道府県別では福島県(38.63)、茨城県(36.18)、群馬県(35.66)、長崎県(34.50)、千葉県(34.17)、福岡県(32.92)、埼玉県(32.13)、栃木県(32.08)、佐賀県(31.45)の順に流行。全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは114か所(28都道府県)、注意報レベルのみを超えている保健所地域は367か所(全47都道府県)に増加した。