Yahoo! JAPANは1月30日、Yahoo!ビッグデータのレポートの中から「インフルエンザ」に関する分析結果を発表した。検索数データとインフルエンザの感染拡大には強い関連性があるという。 Yahoo!検索の「インフルエンザの検索数推移」と厚生労働省が公開している「インフルエンザ定点当たり報告数推移」を比較してみると、推移に類似性がみられる。インフルエンザの検索自体は、平常時でも存在するため検索数のは0にならないが、特にグラフの立ち上がりのポイントが一致している点に注目したい。 インフルエンザの検索数推移をもう少し細かく日単位で見ると、2003年1月24日は、2009年に記録した日別の最大検索数を上回った。2008年以降のYahoo!検索において、これほどインフルエンザが検索されたことはなかったことから、今年のインフルエンザが例年以上に大流行する兆しがみられる。