受験シーズンに備え乳酸菌で「風邪・インフルエンザ対策」

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免疫力を高める効果があるとされる乳酸菌が配合されたヨーグルトや飲み物
  • 免疫力を高める効果があるとされる乳酸菌が配合されたヨーグルトや飲み物
  • プラズマ乳酸菌摂取者の免疫が高いことが発表された
 インフルエンザの集団感染における学級閉鎖は、早くも9月に静岡県の小学校で実施された。10月22日には、東京都教育委員会が東大和市の小学校1クラスが学級閉鎖されたと発表、11月22日時点では既に11施設で学年・学級閉鎖が実施されており、予防策の徹底が促されている。

 インフルエンザの予防接種に関しては、助成体制を整えている自治体もあり、東京都渋谷区では1歳~中学3年生を対象に全額助成すると発表している。ワクチンは、約5か月効果が続くと言われており、12月までに摂取することが推奨されているようだ。

 例年のことながら、受験期と重なるインフルエンザは受験生の大敵だ。センター試験と関西エリアの私立中学入試統一解禁日である2014年1月18日まで2か月を切り、児童生徒は冬休みの受験対策に、保護者は子どもの体調管理に気を使う時期だろう。

 予防接種以外の対策としては、厚生労働省がマスクの着用や手洗いの徹底を促しているが、昨冬には乳酸菌がインフルエンザ予防に効果的だと話題になったのも記憶に新しい。植物性乳酸菌、R-1乳酸菌、L-92乳酸菌など、さまざまな乳酸菌が免疫力を高める効果があるとされ、特にインフルエンザ対策が求められる受験期に注目を集めるという。

 2013年11月に日本ウイルス学会学術集会で発表された研究結果では、プラズマ乳酸菌が冬期の風邪やインフルエンザ様疾患の発症抑制に効果があることも明らかになった。研究は、キリンと小岩井乳業が国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センターと共同で実施したもので、30歳から59歳までの健康な男女213名を対象にプラズマ乳酸菌摂取による免疫の反応性を調査した。

 具体的には、プラズマ乳酸菌を含むヨーグルト飲料を70日間摂取したグループの風邪患者数が、摂取していないグループの半数に留まったという。症状別の解析では、プラズマ乳酸菌を摂取したグループが「咳」と「熱っぽさ」の発症や悪化が抑制されていることも明らかになったようだ。

 このように免疫力を高めたとされるプラズマ乳酸菌は、複数種の免疫細胞の司令塔であるプラズマサイトイド樹状細胞(pDC)を直接活性化することができるといわれている。プラズマ乳酸菌はいわばウイルス感染防御システム全体をパワーアップする乳酸菌であり、これまでの一般的な乳酸菌とは異なる働き方が免疫力をより効果的に高めることができるとされている。

 乳酸菌を含む商品は、明治の「R-1乳酸菌」ヨーグルトやカゴメの「植物性乳酸菌ラブレ」、雪印メグミルクの「恵 megumi(ガセリ菌SP株)」、カルピスの「守る働く乳酸菌」など数多い。プラズマ乳酸菌に限定すると、キリンが提供する「守って!力水」、小岩井乳業の「まもるチカラの乳酸菌」、「プラズマ乳酸菌のむヨーグルト」など。特に「守って!力水」や「まもるチカラの乳酸菌」は、500ミリリットルのペットボトルで提供されており持ち運びも可能なため、受験勉強に忙しく、学校・塾・家と移動の多い子どもたちにとって便利だろう。

 インフルエンザの流行も受験勉強のラストスパートもこれからが本番。入試当日にこれまでの勉強の成果が出せるよう、体調管理に注意し、冬期の風邪やインフルエンザ対策を行ってほしい。
《湯浅大資》

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