岩手県は3月29日、東北地方太平洋沖地震の被災にともない、やむなく転学を希望する高校生への対応について発表した。 発表によると、転学先の高校については、新たな居住地から通学することが可能で、在籍(合格)している高校と同過程・同学科に転学することを前提とするが、状況に応じて、弾力的に対応していくとし、岩手県教委員会事務局が、既存の資料を用いて、受入校に関する調整を行うという。 受入校では、転学に際し学力検査は行わず面接を実施するとしている。新入生は、一旦、合格している公立高校に入学し、その後に転学することになる。 また、被災等による転学への対応は、当面は期限を設けず、随時受け付けるという。詳細については、在籍(合格)している公立高校もしくは岩手県教育委員会事務局学校教育室・高校教育担当に問い合わせをするようにとしている。