節電対策…自動車メーカーの休業シフトがスタート

 東京電力、東北電力管内の夏の電力不足に対応して平日昼間のピーク電力消費量を引き下げるため、自動車メーカーの木曜日の休業がスタートした。

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東京電力、東北電力管内の夏の電力不足に対応して平日昼間のピーク電力消費量を引き下げるため、自動車メーカーの木曜日の休業がスタートした。

日本自動車工業会は、夏のピーク電力消費量を下げるため、休日を土・日曜日から木・金曜日にシフトすることを決定、国内自動車メーカー各社は、自工会の方針に沿って実行する。多くが9月までで、6月30日の木曜日から日産自動車、ホンダ、富士重工業の3社は休業に入った。

7月1日金曜日には、三菱ふそうトラック・バスを除く国内の全ての自動車メーカーが休業となり、代わって多くの自動車メーカーが7月2、3日の土・日曜日に工場を稼働する。

休日シフトは初めての取り組みで、工場周辺の飲食店、交通機関や保育施設などに影響が出る見通し。

一方、東日本大震災後、自動車メーカー各社は部品不足から減産を余儀なくされてきたものの、サプライチェーンの復旧で生産が本格的に回復してきている。このため、7月の木・金曜日に休日出勤で稼働するケースが相次ぐ見通しだ。

自動車メーカーの夏の休業シフトがスタート

《編集部@レスポンス》

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