「浜学園の公開テストは少しずつ点数が出るようになってきましたが、合否判定テストになると全く取れません。子どもは時間が足りないというのですが、どうすればいいですか?」い回答します。 浜学園の公開は記号選択とぬき出し問題が中心ですね。それに比べて合否では、記述題が加わってきます。また、制限時間が長い分、文章も長くなっていますね。 「合否になると時間が足りない」とおっしゃるお子さんはとても多いのですが、その原因はさまざまです。ですからまずは、お子さんが何に時間を取られているのかを観察してみましょう。 次のようなチェックをなさってはいかがでしょうか。(1)テストの時と同じように普通にテストの文章をお子さんに読んでもらい、何分で読めるか計る。(2)記述題について、自力で答えが書けるかどうかを確認する。→書けないなら無理に取り組んでも時間を使うだけ。思い切って最後に回す。→書けるなら、そのために何分かかるのか計る。(3)ぬき出し問題は大ハマリする怖さがある問題形式。時間が足りなくなる原因になっていないかチェック。(4)日ごろの勉強でしている方法で記号問題を解いたとして、一問に何分かかるか計る。 お子さんが文章、問題それぞれにどの程度の時間をかけているのかが見えてきたら、テスト全体を見てみましょう。時間不足を生んでいる原因が絞られてくると思います。状況を正確に把握できたら、あとは「少しでも高い得点をあげるためには、どの問題から先に手をつけていくと良さそうか」を考えればOKですよ。