陰山教授の教育ノウハウを取り入れた学習デスク「K-model」

 岡村製作所は8月17日、立命館大学の陰山英男教授との共同開発による学習デスク「K-model」を発表した。

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学習デスク「K-model」
  • 学習デスク「K-model」
  • 陰山英男先生
  • 上棚のない開放的な横長サイズ
  • 新入学時でも正しい姿勢がとりやすい
  • 子どもの成長に合わせサイズを調整可能
  • トレーは透明な樹脂製で中身が一目でわかる
  • 天板の下はオープン棚
  • ランドセルをそのまま収納として活用できるスペース
 岡村製作所は8月17日、立命館大学の陰山英男教授との共同開発による学習デスク「K-model」を発表した。

 「陰山メソッド」や「百ます計算」で知られる陰山英男教授は、子どもの教育に関するさまざまな実績やノウハウを持つ。「K-model」は、同教授が考える学習机に必要な要素である「集中できる」「整理しやすい」「継続できる」3つの要素を具現化した、画期的な学習デスクだという。

 「K-model」は、奥行きが浅く上棚がないため、今取り組んでいるもの以外は視界に入らず、それだけ学習に集中することができるという。また、学習に必要になる教材などを手を伸ばして取りやすいようにすぐ横に置けるよう横長の天板となっているのが特徴。デスクの天板幅は140cmと110cmの2サイズがある。

 また、学習に集中するためには両足が自然に床につく安定した姿勢が取れることが不可欠だとし、正しい姿勢を維持するために、子どもの成長に合わせて天板の高さを学校用家具JISに準じた6段階に調整することが可能。

 机には引き出しがない代わりに、教材ごとにトレーに入れ、それを出し入れすることで、すばやく教科を切り替えて学習に流れを作ることができるという。天板の下はオープン棚となっており、プリントや図面などを大判の紙を折らずに収納することができる。またサイドシェルフの下段引出しは、ランドセルを収納用品として活用できるスペースになっている。

 また、ワゴンやシェルフなどの周辺家具を活用することで、デスクをより使いやすくすることもできる。天板の側面に上棚を取り付けることもでき、正面にある場合よりも圧迫感なく図書の収納量を増やせる。

 さらに、パソコンなど情報機器の対応など、大人になっても使い続けられるような配慮がされているという。全国の家具販売店の専用コーナーにて、9月より販売する予定。

◆学習デスク「K-model」
天板サイズ:140cm、110cm
発売開始:9月
価格:オープン価格
《前田 有香》

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