修学旅行の思い出を新聞にしてくれるWebサービス

 ジェイティービーは8月24日、中・高校生向け新聞制作プログラム「見聞録伝」を発表した。9月より販売を開始する。

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 ジェイティービーは8月24日、中・高校生向け新聞制作プログラム「見聞録伝」を発表した。9月より販売を開始する。

 「見聞録伝」は、修学旅行で学習した内容を、新聞形式にまとめて紙面にできるプログラム。修学旅行先での取材記録や写真などを、生徒が旅行中や旅行後の授業時にWeb上で入力すると、入力されたデータが自動で新聞形式のレイアウトに編集され、後日印刷されて学校に届けられるという。

 修学旅行前に新聞記事にまとめるコツを記載したワークブックを提供。事前準備をしたうえで、記事の内容や見出しは生徒たちが検討し、教師がアドバイスをしながら新聞を完成させていくことを想定しているという。

 文部科学省の新学習指導要領には、言語活動の充実を一つの柱として、授業での新聞活用(NIE)が盛り込まれ、2011年に小学校、2012年に中学校、2013年に高等学校へと順次導入される。同プログラムでは、修学旅行を通じて得た経験や知識や感動を「見る」「聞く」「記録する」「伝える」の4つの力を使って表現するとともに、新聞の活用を実地体験できるとしている。

 同社では今後、修学旅行のほかにも、総合学習や社会見学などの郊外学習、卒業新聞での利用など、幅広い場面での活用を目指している。

◆見聞録伝
対象:中学校、高等学校(希望により小学校や各種学校や法人などにも販売)
販売開始:9月
プログラム代金:ひとり1,000円
※新聞制作教材、Web入力ソフト、新聞完成品、PDFデータが含まれる
《前田 有香》

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