「Suica付学生証」で継続購入時の通学証明書が不要に

 JR東日本は9月8日、ICカード学生証に定期券等の交通乗車券機能を併せもった「Suica付学生証」限定のサービスについて発表した。

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 JR東日本は9月8日、「Suica付学生証」限定のサービスについて発表した。

 同社では、2012年4月より、ICカード学生証に定期券等の交通乗車券機能をあわせもった「Suica付学生証」を継続購入する際に、通学証明書等の提出を不要とするサービスを開始する。

 これまでも通学定期券を継続購入する場合は、年度途中での通学証明書等の確認は不要としていたが、年度の初めには必ずみどりの窓口等で通学証明書等の提出が必要だった。

 今回発表されたサービスでは、この年度初めの継続購入時の通学証明書等の提出も省略し、在学期間中は原則として卒業時まで通学証明書等を提出せずに継続購入できるようになる。

 これにより、みどりの窓口が閉まっている時間帯でも自動券売機で通学定期券の継続購入が可能となり、特に年度初の混み合う時期にも窓口に並ぶ必要がなくなるという。また、学校担当者においても在校生分の通学証明書発行手続きが省略され、事務手続きの簡素化につながるとしている。

 同サービスは「Suica付学生証」に通学を通学定期券を搭載している場合に限る。また、初回購入時および定期券の区間変更時は、従来通り通学証明書等の提出が必要となる。
《前田 有香》

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