阪神電鉄、通勤・通学定期券のWeb予約購入が可能に

 阪神電気鉄道は2024年3月18日、定期券購入時の窓口混雑緩和と利便性向上のため、スルッとKANSAI協議会と共同開発したシステム「定期券WEB予約サービス」を導入する。新規の通学定期券と通勤定期券、こどもICOCAが事前予約のうえ自動定期券発売機で購入できるという。

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定期券WEB予約サービス
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 阪神電気鉄道は2024年3月18日、定期券購入時の窓口混雑緩和と利便性向上のため、スルッとKANSAI協議会と共同開発したシステム「定期券WEB予約サービス」を導入する。新規の通学定期券と通勤定期券、こどもICOCAが事前予約のうえ自動定期券発売機で購入できるという。

 「定期券WEB予約サービス」は、これまで定期券発売窓口で通学証明書や公的証明書を提示のうえ、購入していた通学定期券などについて、購入前に自身のスマートフォンやパソコンなどから事前に手続を行うことで、駅の自動定期券発売機でスムーズに購入できるもの。

 サービス開始日は3月18日午前5時。新規の通学定期券と通勤定期券、こどもICOCAが予約できるという。なお、進級時(有効期限が4月30日を超える場合)や新年度初めての購入となる場合は、新規取扱いになるとしている。

 予約し購入する際は、スマートフォンやタブレット、パソコンで専用Webサイトに必要な情報を入力。証明書の確認が必要な場合は、画像をアップロードする。通学定期券の場合、通学証明書などの画像アップロードが必要で、通勤定期券の場合、証明書などの画像アップロードは不要。こどもICOCAの場合は、使用する人の氏名と生年月日が確認できる公的証明書の画像アップロードが必要。通用開始日の1か月前から予約できるとしている。

 アップロードされた証明書が確認されると、確認結果が予約完了日の当日または翌日にメールで通知される。自動定期券発売機でQRコード読取りまたは予約番号と生年月日を入力。利用期間、支払方法(現金、クレジットカードまたはPiTaPa)などを選択する。支払い完了後に、定期券が発行される。通用開始日の14日前から購入できる。

 自動定期券発売機の設置駅は、2024年3月18日時点で大阪梅田、野田、尼崎、甲子園、西宮、芦屋、魚崎、御影、神戸三宮、西九条、大阪難波と新開地の各駅。西宮駅は、2024年3月18日に新たに設置される予定。利用にあたり、会員登録や年会費、専用アプリは不要。

《いろは》

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