国立教育政策研究所は、平成23年度教育研究公開シンポジウム「東日本大震災と学校ー学校運営や教育指導における工夫などー」を11月24日に文部科学省講堂で開催する。 同シンポジウムでは、東日本大震災の被災地および周辺地域における学校運営・教育指導上の工夫と復興に向けての取組や、大規模災害を被った諸外国での教育分野の取組事例を紹介。教育活動の懸命な取組とそれを支える関係者の思いについて国内外に情報発信するとともに、極めて困難な状況下での教育実践の中から今後の教育政策の在り方について示唆を得る機会とするという。 入場は無料だが、参加票が必要。参加申込はホームページで受付けている。◆平成23年度教育研究公開シンポジウム「東日本大震災と学校ー学校運営や教育指導における工夫などー」日時:11月24日(木)13:30〜17:40(受付開始12:30)会場:文部科学省講堂(東京都千代田区霞が関3-2-2) 中央合同庁舎第7号館 東館3階 ※東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」11番出口または5番出口より徒歩1分定員:600名【プログラム】主催者挨拶(13:30~13:40) 德永保氏(国立教育政策研究所長)来賓挨拶(13:40~14:05) 唐虔氏(ユネスコ事務局長補・教育担当) 袁振国氏(中国中央教育科学研究所長) 金泰完氏(韓国教育開発院長)[講演1](14:10~15:30)「東日本大震災の被災地の学校等での取組の発表」 井上剛氏(宮城県山元町立中浜小学校長) 田村良江氏(福島県福島市立佐原小学校長) 中屋定基氏(前岩手県宮古市教育長) 鈴木吉重氏(福島県立郡山高等学校長・前福島県立浪江高等学校長)[講演2](15:45~16:25)「大規模災害を被った諸外国の学校等での取組の発表」 田熊美保氏(OECD教育局教育訓練政策課シニアアナリスト) 何紹勇氏(中国四川省教育庁副庁長)パネルディスカッション(16:30~17:40) コーディネーター葉養正明氏(国立教育政策研究所 教育政策・評価研究部長) パネリスト井上剛氏、田村良江氏、中屋定基氏、鈴木吉重氏 ※同時通訳(英語・中国語・韓国語)あり