ICT教育推進協議会では、「情報通信技術教育者合同会議2011（略称：ICTES2011）」を11月12日に東京大学本郷キャンパスにて開催する。 同会は、安全で信頼できる安定した情報・通信ネットワークと技術基盤（ICT）を維持し、発展させていくための人材教育のあり方と教育方法を提言し、教育現場における教育者の育成と教育実践を支援することを目的に、2010年4月に設立された団体。東京大学大学院情報理工学系研究科教授の江崎浩氏が会長を務めている。 同イベントは、ICT教育推進協議会が主催する年1回の大会となり、ICT教育に携わる産学関係者をはじめ、ICTに興味のある参加者に向けて一般公開されるもの。同会および6つの分科会の活動報告を兼ねるほか、講演会やパネルディスカッション、ハンズオンセッションなどのプログラムが予定されている。 基調講演では、Androidの初期段階から開発の最前線で活躍している日本Androidの会の理事・嶋是一氏による「Androidの多様性はICTの窓」と題した講演を予定。そのほか、「ネットワーク教育ワーキンググループ活動報告」「未曾有の大震災、その時、僕たちがICTで出来たこと」などの講演が予定されている。 またパネルディスカッションは、「いまICT女性エンジニアが求められている！〜ICT業界で働く女性が語る仕事とキャリアパス、将来性」、「ICT技術者新卒採用担当の本音〜ホントに欲しい人材と資格」、「グローバル化する企業と教育への対応〜それでも企業は日本の学校から採用しつづけるのか」の3つが予定されている。 参加費は無料だが事前申し込みが必要。申し込みはホームページの専用フォームより受け付けている。◆情報通信技術教育者合同会議2011（ICTES2011）日時：11月12日（土）10:00〜18:00（18:00〜19:30交流会）会場：東京大学本郷キャンパス工学部2号館参加費：無料 ※事前登録制来場予定者数：300名
