紀伊國屋書店がソニー「Reader」の取り扱いを開始

 紀伊國屋書店は10月20日、電子書籍サービスの拡大に向け主要4店舗に「電子書籍コーナー」拡大設置し、ソニーの電子書籍端末「Reader」とそのコンテンツの販売を開始すると発表した。

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 紀伊國屋書店は10月20日、電子書籍サービスの拡大に向け主要4店舗に「電子書籍コーナー」拡大設置し、ソニーの電子書籍端末「Reader」とそのコンテンツの販売を開始すると発表した。

 店舗での電子書籍コーナーの展開は、8月に新宿本店でスタートしており、今回、梅田本店、札幌本店、流山おおたかの森店を加えた4店舗へ拡大するという。電子書籍コーナーには、iPad、Androidタブレット、Readerが展示されており、これらの電子書籍端末を実際に手にとって、同社の電子書籍サービスを体験できるという。

 また同日より、Readerの端末とそのコンテンツの販売を、上記4店舗とオンライン書店「紀伊國屋書店BookWeb」にて開始。同社ではこれまでiPhone&iPadとAndroid端末、PC用に、紙の本と電子書籍両方の購入機能とライブラリ機能を備えたビューアアプリ「Kinoppy」をリリースしており、これらにReaderも含めたマルチディバイス・サービスを展開するという。

 なお、Readerからコンテンツを購入するには、付属ケーブルでインターネット接続されたパソコンが必要となる。また一度購入したコンテンツは、複数のデバイス間で相互利用が可能となる。

 同社では「紙も電子も取扱う総合書店」として、読書をサポートするさまざまなサービスを展開していくとしている。
《田崎 恭子》

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