ふたご座流星群、12月14日の夜が見ごろ

 三大流星群のひとつ「ふたご座流星群」が、12月14日の夜から15日の未明にかけ観測の見ごろを迎える。ピークとなるのは、12月15日の午前2時と予想されている。

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 三大流星群のひとつ「ふたご座流星群」が、12月14日の夜から15日の未明にかけ見ごろを迎える。ピークとなるのは、12月15日の午前2時と予想されている。

 ふたご座流星群(学名 Geminids)はふたご座α星(カストル)付近を放射点として出現する流星群で、1月の「しぶんぎ座流星群」、8月の「ペルセウス座流星群」と並ぶ三大流星群のひとつ。「ふたご座α流星群(ふたござアルファりゅうせいぐん)」とも呼ばれ、毎年12月14日頃に観られるという。

 AstroArtsの特集「2011年 ふたご座流星群」では、流星群の見方や特徴などについて説明している。それによると、ふたご座流星群の放射点は、空が暗くなる頃には東北東の地平線から昇ってくるため一晩中観察できるという。流星群は飛ぶ流星の数が同じと仮定した場合、放射点の高度が高いほどたくさん見えるようになるという。ふたご座流星群の放射点は、ほぼ天頂まで昇り、この時間帯にたくさんの流れ星が見えると期待できるという。今回は14日の夜から見えはじめ、夜中の2時頃がもっとも流れる極大時刻と予想されている。

 また、ウェザーニュースでは、12月14日の夜に流星が見えるかどうかを予測した「流星見えるかなマップ」が公開されている。また、「SOLive24」では当日の流星の様子を生中継する予定。
《前田 有香》

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