【サピ卒母1年前】桜咲く、春爛漫はもう目の前…前向きな気持ちで受験できますように

教育・受験 受験

サクラサク
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 埼玉・千葉、そして関西の入試が始まりました。すでに数校の受験を体験された方も多いことでしょう。早くも合格を手にされた方、おめでとうございます。逆に、惜しくも力を出し切れずに涙を呑んだ方は、いいウォーミングアップができたと割り切って、2月からの東京・神奈川の入試に向け、気持ちを切り替えていきましょう。

 昨年受験した息子に、「今年の受験生に1つアドバイスするとしたらどんなこと?」と尋ねたら、「無地の紙かダンボールを持って行くことかな」という答えが返ってきました。机がガタガタして字が書きにくいような時に、(監督の先生にご相談した上で)机の脚を調整するためだそうです。実に現実的なアドバイスですが、机の揺れで気が散ってしまいがちなお子さんには有益かもしれません(笑)。

 さて、約半年間連載させていただいた本コーナーも、今回が最終回となります。首都圏の多くの方にとって本命となる2月1・2・3日を前に、最後の記事は“前向きな気持ちで受験できるよう”、とりとめない話をいくつか。

 数年間SAPIXという塾にお世話になったわけですが、「当たり前に勉強して当たり前に合格して、さらにその先で頑張ってほしい」というメッセージがとても印象的でした。つまり、中学受験は人生の一通過点ではあるけれど、その経験を活かせるかどうかは、その後の営みにかかっているということです。実際、息子と同学年の友人達も、進学先に関わらずそれぞれが中学校生活を満喫し、部活や勉強に日々勤しんでいる様子が見てとれます。人と人との“ご縁”と同様、子どもと学校との“ご縁”を大切にできれば、自然と前向きな気持ちになれるものかもしれません。

 また、我が家は面接のない学校ばかりを受験したのですが、面接を控えたお宅向けに、私が聞いた2つのエピソードをご紹介しましょう。

 1つは、女の子が面接会場の入り口で見事に転んでしまった話。あまりにスッテンコロリンと鮮やかに転んだせいで、逆にすっかり緊張が取れて、笑顔でのびのびと面接を受けることができたそうです。無事に合格を手にしたことは言うまでもありません(笑)。

 もう1つは、男の子が“昨日の夕食”を失念した話。その家では前の晩、消化のよい温かいものをと“鶏の水炊き”を食べたそうなのですが、「昨日の夕食は何でしたか?」と先生に質問された面接で、“水炊き”という言葉が出てこなくて、“ラーメン”と答えてしまったのだとか。「せめて好物の“松茸の土瓶蒸し”とか“うなぎ茶漬け”と言ってくれれば…」とはお母様の談ですが、こちらも結果オーライ(笑)。

 緊張が解けても、緊張したままでも、うまくいくものはうまくいく、ということでしょう。

 首都圏の多くの塾の最終授業は、1月下旬でしょうか? その後の数日がなかなか落ち着かないものですが、2月1日前夜には、先生からお電話いただく場合も多いようです。お電話があってもなくても、ぐっすり眠ることが最優先。先生方は等しく受験生全員のことを思って、その時できる最善を尽くしてくださっているものです。親子ともども、先生方を信頼して、受験の朝をさわやかに迎えましょう!

 合否の結果によって一時的な明暗はあるものの、結局のところ、前向きな気持ちで笑顔の中学生になることが最大の目標だと思います。東日本大震災後の中学受験ということで、受験者数は微減し、できるだけ家の近くの学校を志望する傾向も強まっていると聞きます。学校選びは多分に社会的背景や経済状況に影響されますが、こんな中でも、つつがなく受験勉強に取り組むことができたことに感謝し、ぜひ明るい気持ちで受験会場に向かってください。そしてお子様たちには、前向きな気持ちで精一杯の力を出し切ってきてほしいものですね。

 短い間でしたが、私の拙い文章を読んでいただき、どうもありがとうございました。お子様たちの御健闘と、明るい春の到来を、心よりお祈りしております。
《ハル うらら》

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