海外の日本人留学生・日本の外国人留学生、ともに減少

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日本人留学生数の推移(文科省集計)
  • 日本人留学生数の推移(文科省集計)
  • 外国人留学生数の推移(日本学生支援機構調べ)
  • 教育機関別学黒人留学生数の推移(日本学生支援機構調べ)
  • ジャパン・スタディ・プログラム(文科省発表)
 文部科学省は、2009年統計の日本人海外留学者数、2011年度外国人留学生在籍状況、2011年度10月の各国人留学生の渡日情報を発表。総合的には3部門すべてで減少しているという。

 OECD(経済協力開発機構)などの2009年統計をもとにした日本人の海外留学者数は、59,923人。前年に比べ、6,910人(約10%)の減少となった。人気の留学先は、米国が41%、中国が26%、英国が6%の順。なお、IEE(国際教育研究所)による2010年の統計によると、米国での日本人留学生は、21,290人とされており、3,552人の減少と発表された。

 海外の学生が日本に留学する外国人留学生に関する日本学生支援機構の調査によると、2011年5月1日現在の外国人留学生在籍数は、前年に比べ3,699人少ない138,075人。国籍別では最多の中国人留学生が63%、これに韓国(13%)、台湾(3%)が続いた。

 2011年10月の渡日人数も、前年と比較して、学位取得目的の正規生が205人増加した一方で、短期留学生が482人の減少。地域別では中部・近畿に留学する学生が増加している反面、北海道・東北・関東・中国・四国・九州では減少の傾向だという。

 これらの減少傾向および特に東日本大震災後の外国人留学生の帰国、留学キャンセルの増加を受け、文科省は新たに「ジャパン・スタディ・プログラム」を実施すると発表。内容は、外国人学生約200人を日本に招待し、東京と東北地方で約2週間の研修事業。目的は、日本留学を検討している外国人学生に、東北地方と現地の大学の現状を見てもらうことにある。大規模な復興プロセスの中で留学することが、非常に貴重な機会になるのではと説明する。
《湯浅大資》

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