東京都教育庁は2月8日、「平成24年度東京都立高等学校入学者選抜応募状況」（学力検査願書受付2日目締切状況）を発表した。 都立高校の一般入試は、2月の前期募集と3月の後期募集が行われる。前期募集については、2月8日の正午に願書の受け付けが締め切られ、その集計値が発表された。 全日制普通科（コース、単位制、島しょ、帰国対象以外）108校の募集人員20,847人に対する応募者は32,469人となり、応募倍率は1.56倍となった。募集・応募はともに昨年を上回ったが、倍率では昨年の1.59倍を0.03ポイント下回った。男女別にみると、男子は1.51倍（昨年1.57倍）、女子は1.61倍（昨年1.62倍）となっている。 全日制専門学科では、全体の39校の募集5,049人に対し応募者は7,431人で、倍率は1.47倍（昨年1.27倍）。学科別の集計では、14科目のすべてで昨年度の倍率を上回り、国際科の2.79倍、科学技術科の2.55倍、家庭科（単位制）の2.26倍などが上位となっている。 なお、普通科・専門学科、単位制など含めた全日制の全体では、175校29,373人の募集に対し、44,913人の応募があり、倍率は1.53倍（昨年1.52倍）となった。 普通科（コース・単位制以外）において、応募倍率の高い学校は、男子では、日比谷（千代田区）の3.41倍、戸山（新宿区）の2.99倍、西（杉並区）の2.90倍などが上位となった。女子では、蒲田（大田区）の3.14倍、三田（港区）の2.64倍、武蔵丘（中野区）の2.57倍などが上位となっている。 この後、2月14日〜15日の願書の取り下げおよび再提出期間を経て、2月23日に学力検査（学校によっては24日まで）、2月29日に合格発表が行われる。
