前年、韓国の小、中、高校の英語教育現場ツアーを実施した全国英語教育研究団体連合会は、台湾の英語教育事情の視察ツアー参加者を募集している。台湾を韓国以上の英語教育先進国と位置づける同会は、日本の教育関係者に実際の現場を体験してほしいという。 台湾では、ほとんどの市立幼稚園でバイリンガル教育を行っており、小学校では英語が必須科目。教育方法も日本とは異なり、教育省が試験や暗記より効果的で実践的な指導をすべきだと促しているという。 募集中の研修・視察ツアーは、3月26日から3月29日までの3泊4日。台湾文化省、小学校、中学校、高校を訪問し、進学校における英語教育の実施方法などを学ぶという。同ツアーは全国英語教育研究団体連合会と教育家庭新聞社の協賛。台湾での研修は台北駐日経済文化代表文化部の協力により実現したという。 参加費は、航空運賃、宿泊費、移動費、食事代などを含め138,000円。旅行保険料、荷物超過料金など、含まれないものもあるので確認が必要。日程、費用、申し込み手続きなどの詳細はWebサイトで案内されている。なお、最小催行人数が15名とされているうえ、定員になり次第申し込みを締め切るという。