東京都内の震度6弱以上の地震発生時の交通規制は、第一次と第二次に分かれている。発災直後に無条件で都心部への流入を規制する第一次規制後、緊急援助に配慮した第二次規制を行う。第二次規制は被害状況が確認された後に実施されるため、地震発生からおおむね12時間から24時間以内に加わると見られる。避難などの移動と、救急・消火車両など緊急車両の通行に配慮した第一次規制との違いは、他の地域などからの緊急援助車両などに配慮していること。被災状況の程度にあわせて、第一次規制に加えて、さらに多くの区間が緊急交通路として指定される。緊急交通路として指定される可能性があるのは次の31路線で、それぞれの地域の被災程度によって規制される場合と、そうでない場合がある。規制は被災状況が改善されるまで続く。警視庁は「地震時の自動車での移動は控える」ように呼びかけている。なお、歩行者の通行はできるが、自転車での通行はできない。・第一京浜・第二京浜・中原街道・目黒通り・青梅・新青梅街道・川越街道・北本通り・水戸街道・蔵前橋通り・京葉道路・井の頭通り・三鷹通り・東八道路・小金井街道・志木街道・府中街道・芋窪街道・五日市街道・中央南北線・八王子武蔵村山線・三ツ木八王子線・新奥多摩街道・小作北通り・吉野街道・滝山街道・北野街道・川崎街道・多摩ニュータウン通り・鎌倉街道・町田街道・大和バイパス