住友ゴム工業は、4月8日に全国47都道府県、54か所で実施した「ダンロップタイヤ安全プロジェクト」のタイヤ点検結果集計を公表した。今回の活動では、全国54会場で7506台の車両のタイヤ点検を実施。その結果、タイヤにかかわる整備不良率は全点検台数の約24%で、その内訳は空気圧の過不足が全体の12.2%と最も多く、以下タイヤ表面の損傷が7.3%、偏摩耗が6.4%という結果だった。ダンロップでは、2008年10月から年2回、全国47都道府県でタイヤ点検と安全啓発活動を「道の駅」などで開催しており、今回で7回目の実施。タイヤ点検ではタイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの空気圧点検、残溝チェック、タイヤ表面の損傷などを調べる外観チェック等の点検を実施。さらにタイヤの安全で正しい使用・管理方法を紹介する冊子を配布するなど、ドライバーにタイヤの日常点検の重要性を訴求している。