保護者トラブルの対処&予防に、教員向けサイトにトラブル事例集

 コンテクストは6月1日、同社の運営する教員向けポータルサイト「Teachers Online -先生のミカタウェブ-」において、保護者トラブルの事例をまとめたデータベースを公開したと発表した。

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Teachers Online -先生のミカタウェブ-
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 コンテクストは6月1日、同社の運営する教員向けポータルサイト「Teachers Online -先生のミカタウェブ-」において、保護者トラブルの事例をまとめたデータベースを公開したと発表した。

 同社では、学校教育分野の雑誌記事やWebコンテンツ、映像制作などを行っている。Teachers Onlineは、大阪大学大学院教授・小野田正利氏、および、日本大学教授・佐藤晴雄氏の監修のもと、2009年3月に開設した学校教員向けのポータルサイトで、授業や校務で使えるテンプレートや素材集、文例集などを提供している。

 サイトは会員制となり、すべてのコンテンツを利用するには、有料の会員登録が必要。料金は、6カ月コースが3,780円、12ヵ月コースが6,300円。また一部のコンテンツのみ閲覧できる無料会員制も設けられている。

 同サイトに、5月28日に新しく公開された新コンテンツ「トラブル事例」は、日本大学の佐藤晴雄教授らが実施した調査研究の成果をまとめた「保護者の対学校行動に関する事例集」をもとに整理されたもの。公開時は、「幼稚園・保育園」の事例が12件、「小学校」が89件、「中学・高校」が30件、合計で131の事例が収録されている。

 各事例は、「学校規模」「地域特性」「学年」「担任の年齢」「保護者の年齢」など、統一されたフォーマットで掲載され、トラブルの概要から、学校がどのように対応したか、誰が対応したかなどがわかりやすくまとめられているという。また、それぞれの事例は、「わが子中心型」「学校依存型」「イチャモン型」「正当型」など、トラブルのタイプも記載されている。

 掲載されているトラブルは、林間学校へ子どもをタクシーで連れてきて、タクシー代を請求した事例や、始業式後に「仲が悪い子と同じなので、学級編制をやり直せ」と要求してきた事例、「日焼けするからうちの子はプールに入れないでほしい」という事例など、日常的に学校で起きているものから、他に類を見ない特異なケースまで幅広く収録しているという。

 こうした具体的な事例を提供することで、先生たちが身近に抱えているトラブルの解決に向けたヒントを得たり、発生の経緯を知ることでトラブルを未然に防ぐためのポイントをつかんでほしいとしている。

 トラブル事例を含む、同サイトのコンテンツの閲覧には、会員登録およびログインが必要。トラブル事例については、無料会員は「幼稚園・保育園」の事例のみが閲覧可能となっている。
《田崎 恭子》

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