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オンライン学習環境を刷新「ovice campus」提供開始

 oViceは2025年3月1日、教育機関向けの新サービス「ovice campus」の提供を開始する。オンラインでもリアルな学びの場を再現し、生徒同士の自然な交流や双方向の授業を可能にする。始業のベルや下校時間の設定機能により、学習リズムを整えながら、教育特化型ホワイトボードを活用したインタラクティブな授業が実現できる。

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教育機関向けの新サービス「ovice campus」が登場
  • 教育機関向けの新サービス「ovice campus」が登場
  • ovice上ならさまざまな「学びの場」を構築可能に
  • ovice上に集まることで、交流がしやすく
  • 新機能である「ホワイトボード」を利用し、双方向のやり取りも可能に
  • アバターを使い交流する2次元のバーチャルオフィス

 oViceは2025年3月1日、教育機関向けの新サービス「ovice campus」の提供を開始する。オンラインでもリアルな学びの場を再現し、生徒同士の自然な交流や双方向の授業を可能にする。始業のベルや下校時間の設定機能により、学習リズムを整えながら、教育特化型ホワイトボードを活用したインタラクティブな授業が実現できる。

 oviceは、サービスリリース以降、さまざまな企業の働く場所として活用されてきたが、教育分野での活用が急速に拡大している。しかし、これまでのオンライン学習においては、集中力を維持しにくい、自発的に質問しづらい、生徒同士の交流が限られるといった課題があった。こうした中、より多くの生徒が自分にあった学びの場を見つけられる環境づくりを支援したいと考え、その一環として、教育向けに新機能を導入したサービスの提供を決めた。

 ovice campusは、教育特化型ホワイトボードツールなどの統合により、オンラインでもリアルな学びの体験を実現し、学習塾やフリースクール、通信制高校などの教育機関に新たな学習環境を提供する。学生がovice campusにログインすると、まず学校や塾の「ロビー」に入る。ここでは、友人やチューターと自由に会話ができ、授業開始前の待機時間を有効活用できる。

 たとえば、授業の準備を進めたり、先生へ気軽に質問したりすることで、スムーズに学習モードへ移行できる。また、対面授業のように、ほかの学生と「同じ空間にいる」感覚を再現することで、自然なコミュニケーションが生まれる。オンライン学習にありがちな孤立感を軽減し、仲間とともに学ぶ意識を高めることで、学習意欲の向上につなげることができる。

 授業開始のベルを設定することができるため、リアルな学びの場らしい雰囲気が実現できる。また、下校時間を設定することで、生徒の学習時間を明確に区切り、メリハリのある学習環境を提供できる。加えて、下校時間後はシステム上でアクセスを制限できるため、生徒が安心して学習に集中できる環境を維持し、健全なコミュニケーションの場を確保することが可能だ。

 ovice campusは、教育特化型ホワイトボードツールを統合し、よりインタラクティブな学習環境を提供する。これを活用することで、授業では、先生が事前に用意した教材をホワイトボード上で共有しながら進行し、学生はコメントや質問を書き込むことができる。これにより、従来のオンライン授業のような一方通行の講義ではなく、リアルタイムでの意見交換や質問がしやすい、双方向型の学習体験を実現する。学生が主体的に授業に参加できることで、理解の定着を促し、より深い学びへとつなげる。

 塾・教室、学校、教育機関向けの料金プランは、学生・生徒・児童が1人あたり月1,100円(税別)、教職員・チューターが1人あたり月1,650円(税別)。

 oviceは、2020年8月のサービス開始以降、幅広い業種、業界の企業でバーチャルオフィスとして利用が広がり、約4,000社に導入されている。今回のovice campusの提供開始により、教育機関におけるオンライン学習環境の改善が期待される。

《風巻塔子》

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