東京・上野の国際子ども図書館では、同図書館をもっと知ってもらうために「夏休み小学生向け図書館見学ツアー」を、夏休み期間中の毎週木曜日に実施する。 国際子ども図書館は、国立国会図書館の支部図書館として平成12年に設立された日本初の児童書専門の図書館。上野公園内に明治39年に建設された帝国図書館の建物を受け継いでおり、貴重な建築遺産の保存しつつ、新しい機能と空間を合わせもつ図書館として、平成14年に全面開館した。 館内には、日本で出版された児童書、児童雑誌、児童文学についての研究書、紙芝居、教科書、学習参考書などのほか、海外の約120の国と地域で出版された児童書、児童文学についての研究書など約40万点を所蔵。1階は、子どものためのフロアとして、国内外の子どもの本を閲覧できる「子どものへや」、世界各国と各地域の地理、歴史、民俗などの資料を集めた「世界を知るへや」、おはなし会やわらべうたの会を行う「おはなしのへや」などが設けられている。 「夏休み小学生向け図書館見学ツアー」では、館内の見学とおはなし会が行われる。所要時間は1時間程度。 開催日は、夏休み期間中の毎週木曜日(8月30日はのぞく)、定員は各回20名で、事前申し込みが必要。参加申し込みは電話または来館にて先着順に受け付ける。なお夏休み期間中は通常の小学生向け見学(団体向け)は行わない。◆夏休み小学生向け図書館見学ツアー開催日:7月26日、8月2日、9日、16日、23日 ※8月30日をのぞく毎週木曜日開始時間:午後2時会場:国際子ども図書館(東京都台東区上野公園12-49)対象:小学生※親子参加はできない(大人は同時開催の国際子ども図書館ガイドツアーに申し込み)定員:20名申込方法:電話または来館にて受け付ける