学校法人自由学園は6月25日、「子どもたちがもっと夢中になれる放課後」をコンセプトに、遊びと学童保育、生活プログラムを通じて子どもの居場所をつくりだす「JIYUアフタースクール」の開設について発表した。 自由学園は、東京都東久留米市にある幼稚園から大学までの運営を行う学校法人。キリスト教精神に基づいた独自の少人数制一貫教育を行っている。 今年4月に誕生した「JIYUアフタースクール」は、共働きの両親のために子どもたちをただ預かるだけではなく、塾や習い事で子どもたちの時間をむやみに詰め込み過ぎたりもしない、子どもたちが本当に子どもらしい「子ども時代」を過ごすことのできる場所を目指し設立されたという。アフタースクールが提供する「あそび」、「学童保育」、「生活」の3つのプログラムを通じ、“子どもたちがもっと夢中になれる放課後”を目指している。 同スクールの開校を記念し、東京女子大学の日本語教育学教授の石井恵理子氏による「多文化社会を生きる子どもたちの教育を考える」と題した特別講演を、6月30日に自由学園記念講堂にて開催する。 講演会では、昨今問題視されている子どもたちの放課後の過ごし方に焦点を当て、どうすればより良い生活環境を整えることが出来るか、子どもたちにより充実した、かげがえのない「子ども時代」を過ごしてもらうにはどうすれば良いかなどについて、日本語教育の観点から石井氏が話していくという。 参加申し込みは、ホームページの専用フォームで受け付けている。◆JIYU アフタースクール開校記念特別講演「多文化社会を生きる子どもたちの教育を考える」講演日時:6月30日(土)13:30~15:30(13時受付開始)会場:自由学園記念講堂(東京都東久留米市学園町1-8-15)西武池袋線ひばりヶ丘駅下車南口より徒歩10分[内容]:・開会の挨拶・JIYUアフタースクール活動の紹介・石井恵理子氏(東京女子大学 日本語教育学教授)による講演・質疑応答・閉会の挨拶申込方法:申込みフォームに必要事項を入力