関西電力は、大飯発電所3号機が定格熱出力一定運転に達し、再稼動が確実となったとし、7月10日からの節電目標を一昨年の夏と比較して15%以上から10%以上へ変更した。節電内容の見直しについては、6月22日に国のエネルギー・環境会議で示された内容に基づき、国や自治体と協議を重ねてきた。国が10日から関西電力管内の節電目標を10%以上に変更するという改定を示し、同社はすでに内諾を得ていた関西広域連合に10%以上に節電内容を見直すことを再確認し、見直しについて決定した。なお、大飯発電所4号機の再稼動後の節電内容については、国や自治体と協議した上で、決定次第発表するとしている。