茨城県が2011年に発足した「子どもが育つ街研究会」は、つくばエリアの小学生を対象に「つくばスタイルインターン」を実施すると発表。第1弾となる今回は、つくば市に本社を構えるインテルに決定した。 茨城県は、つくばエリアに拠点を置く企業とのインターンシッププログラムの実施に当たり、地域貢献活動に熱心なインテルと連携することに決定。同社の地域貢献活動と、地元企業や研究機関との交流・連携が、活気に満ちた子どもの育ちに重要であると考える「子どもが育つ街研究会」の考えと一致したことが大きな理由だという。 プログラムの内容は、インターン生としてインテルの仕事を体験するというもの。技術スタッフとのデスクトップパソコン組立て作業、テレビ会議システムを使った業務報告、親子で安全にインターネットを利用する方法についての講義の3つを通して職業体験を積んでもらうという。 パソコン、テレビ電話、インターネットセキュリティと、ICTに関連した内容が多いが、業務報告は「体験したことを自らの言葉で表現する」というコミュニケーション能力が問われるという。21世紀型スキルを意識し、つくば市内の小中学校のICT環境をサポートしているインテルならではの教育的視点だという。 対象は、「つくばエリア」と呼ばれるつくば市、つくばみらい市、守谷市の小学4〜6年生とその保護者で、8月3日と28日の2回実施される。定員は、各回親子10組、20名までとなっており、参加希望者が多い場合は抽選となる。 応募方法や詳しいスケジュール、集合場所などは、子どもが育つ街研究会のFacebookサイトにて案内されている。◆つくばスタイルインターン、インテル開催日時:・2012年8月3日(金)、10:00~15:00・2012年8月28日(火)、10:00~15:00 参加者:小学4~6年生の子どもとその保護者、10組20名ずつ(2名1組)参加費:無料、昼食込み