【高校野球】4日目の日程が終了、連覇に挑んだ日大三は初戦敗退

 第94回全国高校野球選手権大会は8月8日より阪神甲子園球場で開催されており、大会4日目は、1回戦4試合が行われた。前大会優勝の日大三(西東京)は、初戦で姿を消した。

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 第94回全国高校野球選手権大会は8月8日より阪神甲子園球場で開催されており、大会4日目は、1回戦4試合が行われた。前大会優勝の日大三(西東京)は、初戦で姿を消した。

 第1試合の浦和学院(埼玉)と高崎商(群馬)の一戦は、一方的な試合展開で浦和学院が6-0と快勝。本塁打1本を含む10安打に加え、四死球をうまく得点につなげたことも勝因のひとつだろう。高崎商も7安打と健闘するも、決定打が出なかった。

 第2試合には、注目の日大三(西東京)が聖光学院(福島)と対戦。完投勝利の聖光学院岡野投手は、日大三打線を4安打2四死球に抑え、最終回に打たれたソロ本塁打のみの1失点。聖光学院は、大会9日目に浦和学院と対戦する予定。

 初出場校同士の対戦となった第3試合は、宇部鴻城(山口)が富山工(富山)相手に劇的なサヨナラ勝ち。3回までに4-0とリードを奪った富山工だったが、3回裏に3点、5回裏にも1点奪われ同点にされる。同点のまま9回を迎え、宇部鴻城が9回裏1死からの2連打でサヨナラ勝ち。宇部鴻城が初出場で初戦突破を果たした。

 第4試合は、札幌一(南北海道)と佐世保実(長崎)の一戦。点の取り合いとなった1戦を制したのは佐世保実。5回表には、ボールカウントを間違えた審判が三振をコール、チェンジと勘違いした野手が引き上げる間に札幌一の1塁走者が3塁に進み、誤審が佐世保実の木村投手を苦しめた。結果的には安打数で下回った佐世保実だが、札幌一が与えた10四死球の影響が大きかった。佐世保実は、大会9日目に宇部鴻城と対戦する予定。

 8月12日(日)の大会5日目は、残りの1回戦2試合と2回戦1試合が予定されている。第1試合には、最多32回目の出場となる古豪龍谷大平安(京都)が旭川工(北北海道)と対戦。初出場の成立学園(東東京)が登場する第2試合も注目だ。

◆大会第4日、8月11日(土)結果
高崎商(群馬)0-6 浦和学院 (埼玉)
日大三(西東京)1-2 聖光学院 (福島)
宇部鴻城(山口)5-4 富山工(富山)
佐世保実(長崎)5-3 札幌一(南北海道)

◆大会第5日、8月12日(日)予定
龍谷大平安(京都)- 旭川工(北北海道)
成立学園(東東京)- 東海大甲府(山梨)
光星学院(青森)- 遊学館(石川)
《湯浅大資》

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