火星探査機が走行開始、移動システムも正常に作動

 NASAは22日、火星探査機キュリオシティが走行を開始したと発表した。同時に、着陸地点をSF小説家のレイ・ブラッドベリにちなんで「ブラッドベリ着地点」と命名したと発表した。

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キュリオシティの軌跡
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 NASAは22日、火星探査機キュリオシティが走行を開始したと発表した。同時に、着陸地点をSF小説家のレイ・ブラッドベリにちなんで「ブラッドベリ着地点」と命名したと発表した。

 最初の走行は前進、転回、後進を組み合わせたもので、16日前に着陸した地点から約20フィート(6メートル)を走行した。

 またNASAは、キュリオシティ科学班の提案を認め、着地点を、92年前の8月22日に生まれ2012年に亡くなったSF小説家にちなんで「ブラッドベリ着地点」と呼称することにした。キュリオシティ班科学者のマイケル・メイヤーは「我々の多くが、そして何百万という読者が、レイ・ブラッドベリの書いたものによって、火星での生命の存在に夢をかきたてられた」と説明する。

 いっぽう22日の走行で、移動システムが正常に作動することが確認された。今後の探査の進展と成果を関係者はおおいに期待している。

火星探査機キュリオシティが初めて走行……ブラッドベリ着地点と命名

《高木啓@RBB TODAY》

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