Ver.1.0では、最低限の画像配置のみを想定しており、主として組み方向の混在や段組などのないシンプルな体裁の書籍を、リフロー型の電子書籍として記述するための指針が示されている。IDPF(International Digital Publishing Forum)が提供しているレンダリングエンジン「Readium」の挙動等を参考にしつつ、一部の機能のみの利用を想定したとのことで、画像周囲をテキストが回り込むようなデザイン、凝った見出しのレイアウト、および固定型のレイアウト等については、意図的に見送ったとしている。今後、業界の状況を踏まえて順次バージョンアップの予定。