国会図書館が「東日本大震災アーカイブ」を試験公開

 国会図書館は5日、開発中の「東日本大震災アーカイブ(開発版)」の試験的な公開を開始した。

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 国会図書館は5日、開発中の「東日本大震災アーカイブ(開発版)」の試験的な公開を開始した。

 「東日本大震災アーカイブ」は、東日本大震災の記録等について一元的に検索・閲覧できるように、総務省と連携して構築中のプロジェクト。国内外の記録等を国、地方公共団体、大学、NPO等が協力して収集していくことや、官民の機関がそれぞれ分担し、全体でアーカイブの機能を果たすことを目指している。

 現在、各団体の報告書や観測データ、被災地に関する記録、各企業の活動記録、動画・画像といったデータが収集されている。震災直後の3月12日から17日まで壁新聞として被災地の避難所に貼られた『石巻日日新聞(号外)』もデジタル画像として保存されている。

 今後は、収録するコンテンツの拡充やシステム機能面の拡張を行い、来年3月に正式公開する予定。

国会図書館、「東日本大震災アーカイブ」の試験公開を開始

《冨岡晶@RBB TODAY》

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