お年玉をあげた人は63.8%、おせち料理は9.3品…紀文調べ

 紀文食品は、首都圏の主婦を対象としたお正月に対する意識調査を実施。調査結果をホームページに公開した。今年も、ほとんどの人がお正月にはおせち料理を食べている結果となった。

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紀文食品調査お正月に関する調査
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  • おせち料理の用意率と購入率
 紀文食品は、首都圏の主婦を対象としたお正月に対する意識調査を実施。調査結果をホームページに公開した。

 調査は、首都圏に在住する20〜60代の主婦(20代80人、30代180人、40代100人、50代100人、60代200人)を対象に、2011年12月19日から2012年1月4日の間、調査員訪問面接、留置自記入、訪問回収を行い、660人から回答を得た。

 本調査ではおせち料理の喫食率は95.9%となり、今年も、ほとんどの人がお正月にはおせち料理を食べている結果となった。さらに、「おせち料理を用意した」と答えた人は80.9%、用意したアイテムの平均は9.3品となった。「おせちは盛りつけに工夫をこらしたい」(53.6%)といった回答から、半数程度の主婦が、おせち料理の盛り付けに気を配っていることがわかった。

 用意したおせち料理のうち、市販品の購入割合は78.0%。用意したアイテムの1位は「蒲鉾」75.0%、2位「黒豆」68.6%、3位「お雑煮」67.4%、4位「伊達巻」63.9%、5位「栗きんとん」61.1%で、以下「数の子」「昆布巻」「なます」「煮しめ」「なると」が続いた。

 「おせちの品ぞろえはいわれや縁起にこだわる」と答えた人は46.2%となり、4割以上の人がおせち料理ひとつひとつに込められた意味を意識しながら準備を行っている結果となった。

 また、「お正月は家族で一緒に過ごす」と回答した人は84.7%となっているほか、お正月の過ごし方については、「家族で初詣に行った」(61.1%)や「子どもにはお年玉をあげた」(63.8%)などの回答があがっており、お正月には、家族の団らんを楽しんでいる家庭のようすが浮かびあがった。
《水野こずえ》

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